離婚裁判は夫婦だけで争う訳ではない
離婚裁判は夫婦が争うようなイメージがありますが、実際に多くの裁判では夫婦が争う事になります。しかし離婚をする内容によっては夫婦以外の人物も裁判で争う事が必要です。夫婦のすれ違い等が原因で離婚をする場合は夫婦しか離婚の理由に登場人物は存在しませんが、夫婦の何方かが浮気をしている時に、他の登場人物が誕生します。何故なら浮気や不倫をするには、その相手が必要になる訳で、不倫相手を離婚裁判で訴える事が可能です。不倫相手は離婚をする原因を作った人間に該当してきますが、ここで重要になるのは、この不倫相手が不倫だと理解していたのかどうかです。夫婦の何方かが不倫をしている時に独身だと偽って不貞行為をしている可能性もあり、その場合は不倫相手側も被害者的な立ち位置になりますから、慰謝料の請求をするのは難しいです。離婚裁判で争っている最中に知らなかった事が明るみになる事もありますから、ある程度の覚悟を持つ必要があります。
Copyright ©離婚裁判をする上で重要なポイントは All Rights Reserved.