離婚裁判をする時に気になるのが、裁判が公開されるのかどうかです。協議離婚であれば、夫婦だけの話し合いで離婚する事ができますから、恥ずかしい話等を世間に知られてしまう事は少ないです。調停離婚でも調停委員が間に入るものの、調停委員は守秘義務がありますし、仮に夫婦の離婚の内容等を外にわざと漏らしたりしたら、刑事罰が発生する事が考えられます。その為協議離婚から調停離婚までであれば、基本的には夫婦だけの空間で離婚をするのかどうかを決めていけます。しかし離婚裁判に突入すれば、通常の裁判のように傍聴人が傍聴席に座っているので、注意が必要です。傍聴人は一般市民の方であり、裁判を見守って貰う事で、裁判に公平公正な状態を実現してくれる存在です。不当な裁判を傍聴人無しに進められてしまう方が恐ろしいので、本来は素晴らしい制度になります。若干プライバシーが筒抜けになってしまうので、恥ずかしいですが、多くの傍聴人は赤の他人である事が殆どですから、冷静に裁判に挑む事が大切です。